前回の続き?
山水画の世界が広がる「桂林」。
この街でYさんという日本語が少し出来る青年と知り合いました。
街を案内してもらったり、切符の手配をしてもらったりして
すごく助かりました。
夜、Yさんと歩いていると
若い女の子が私に声を掛けてきます。
「お兄さん、お兄さん」、「1万円、1万円」
こういうのにフラフラとついていくと、怖いお兄さんが出てきて・・
とか、へんな病気をうつされて・・・
なんて情報は勿論持ってましたから、付いて行くなんて事は
しませんでしたが、隣を歩いていたYさんからも
「相手にしないで」と言われました。
で、Yさんの次の言葉は・・・
「1万円(当時のレートで400元)なんて高すぎる、
100元も出せばサイコーの女が買えるぞ」でした(^^;
昼間に通りを少し入った裏通りを歩いている時、ある建物の周りに
行列が出来ていました。
並んでいるのは男ばかり、すごく怪しい雰囲気です。
Yさんに「何並んでいるの」と訊くと、
「ここは医者、性病専門のね」と教えてくれました。
そんなものを見てますから、軽はずみな事は出来んなあと・・・(^^;
桂林の次は昆明へ行くというと、Yさんが
「昆明のAというホテルの○○という女性従業員は
私の友達だからAホテルに泊まるといい。
私の名前を出して○○に食事でも御馳走すれば
やらせてくれるぞ、あいつ尻軽だから」
などと教えてくれる。
そんなこんなで、昆明に着いた私は
鼻の下を伸ばして?Aホテルへと向かったのでした。
・・・が、なんとAホテルは改装工事中で休業中だったのでした。
チャンチャン。