2012年6月 6日

金星の太陽面通過

DSC_3811.jpg金星の太陽面通過。
(撮影画像はクリックで拡大)

201206060615-00.jpg朝6時半のひまわり画像。
当地はこの頃はまだ雲の下ですね。

台風の進路にヤキモキしましたが、まずまずの好天でありました。
第2接触を過ぎるまで雲が掛かっていましたがその後は良い天気でした。

DSC_3887.jpg
機材はFLT98に2倍バーロー、カメラはD7000
接触前後の拡大はPL10mmにてコリメートです。

さてこれからという時に思わぬ事実が発覚。

FLT98の焦点距離は618mmですから2倍バーロー使うと
APSサイズのD7000でちょうど良い大きさに太陽が収まると
思っていたら・・・

はみ出ちゃうじゃん!!


金星日面通過_3.jpg
こういう合成は初めてで意外と手間取ってしまいました。
ちょっと間隔が揃ってないところもありますが、きっちり時間通り
撮影していないのでしょうがないです。
だいたい40分間隔です。

金星日面通過_4.jpg
第3接触の前にカメラを外してコリメートにセットしなおして撮影。
これまた大体ですが3分間隔。

台風が東へ抜けた後で風が強く、シーイングも良くなかったので
金星の形も歪んでしまってます。


金星日面通過_5.jpg
露出を掛け太陽面を飛ばして金星の大気を捉えようとしましたが、
判りますかねぇ?
矢印のところにヒゲの様にうっすらと円弧が見えません?

太陽の縁の部分が暗く落ちているのはカメラ内部で
勝手に強調処理(エッジ効果)されてしまっている影響ではないかと
思います。


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コメント

こちらは昼前から晴れ間が出たものの、第3接触は見事に雲に隠されてしまいました...
相変わらず、ツイてません。(苦笑

梅雨に入るかどうかという時期で天気がどうなんだろうと思っていましたので好天でラッキーでした。久しぶりにツイていたかも(^^)

まあ、この趣味やっていたら天気に左右されるのは仕方が無いですけどね。

そういえば、”接触”は”接食”と書かねばですね。分かっていてもパソコンがそう変換してくれちゃうのでついつい見落としてしまいます。

同じく第三接触時に、くもくも君が接触してきて、おジャンでございます・・

ブラックドロップにオレオールいいなぁ・・
一応、こちらも、なんだか・・?というのは写っていました。
でも、これ思った以上に難物ですよね。

"オレオール"と言うんですか、確かに難物ですよね。
私の写真でも有るといえば有るのか??って感じで
自分でも確信が持てないです(^^;

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