梅雨明けも近そうで毎日暑いですね。
今回は「わらびもち」の作業風景を。
わらび粉と砂糖に水に加えて撹拌します。
当店のわらびもちは、わらび粉と砂糖、水だけで作っています。
それを火にかけて加熱する。
しばらくするとゲル状になって粘りが出てくるので、焦げ付かないように
気を付けながらさらに練る。
透明感が出てきたら生地の出来上がり、この生地をきな粉の上で適量の
大きさに分割。
炊き上がったばかりなので実は結構熱いのですが、我慢我慢。
生地で別に作っておいた漉し餡の餡玉を包み、
上からきな粉をふるい掛けて出来上がりとなります。
夏季だけの限定商品ですので、今の時期だけですよー。
美味しそうですね。夏の和菓子
ワラビ餅でアンコを包むお菓子は 知りませんでした。シナモンさんの所でも”水まんじゅう”はやっていますか?初めて知った時は「こう言うのがあるんだ!?」と驚きました。(大垣の方の銘菓ですよね)自分も露草を使って桃のムースを入れて ガラスのカップにゼリーで固めて出しています、本当は露草は水まんじゅうの代替品ですよね?(よく知らないですが・・)
ワラビ餅作りますが、自分もワラビ粉を使っていますが、大阪の会社で名前は忘れましたが お菓子の添加物(色粉、膨張剤など)を作っている会社で ワラビ粉の代替品(?)がありますよね、友達はそれで作っていました、「コレで作ると冷凍が出来る」と言っていましたが、一度食べさせてもらいましたが、正直美味しくなかったです。職人として 原価、作業性、保存性に重点を置きすぎると美味しい物は出来ないし、経営者としての利益率を考えると、その当たりの加減が難しいですね。
コメント by ラ・パニエ — 2007年7月31日 @ 06:16
大阪の会社は○上馬じゃないですか?
春にウチにも営業に来てワラビ粉の代替品(?)を
宣伝していきましたから。
和菓子屋の努力不足という部分もあるのでしょうが、
スーパーやコンビニで売っている、タピオカ澱粉等を
使ったものが”ワラビ餅”として大半の一般の方には
認識されています。
味の良し悪しは別にして、それも”あり”だと思うんです。
わらび粉100%でなきゃワラビ餅じゃないなどと言うつもりも無いです。
ただ、スーパーで売っているやつだけがワラビ餅ではないという
ことをちゃんと知っていて欲しいとは思うのですよね。
ワラビに限らず水まんじゅうも同様ですけど。
露草のおかげで大垣地域のローカルな物だった
水まんじゅうが全国区になったわけで、そういう意味から
すると、代替品がもはや代替品ではなくなっている
状態ですね。
コメント by シナモン — 2007年8月1日 @ 01:03