商売をやっていると毎日のように”営業”の電話がかかって来る。
大抵は融資だったり先物取引だったりの全く仕事に関係のない電話である。
勿論すぐに断って電話を切る、忙しくいときでもお客さんからの電話かもしれないので出ない訳にもいかない。
手があんこや粉でベタベタの時や機械をわざわざ止めて電話に出た時にしょうもない営業の電話だと腹も立つ。
しかしだからといって「忙しいんじゃ、2度とかけて来るなボケェ」などといった乱暴な言葉を返すことはない、心の中でそう呟いていたとしても。客商売というのはそういうものだ。
先日もしょうもない電話がかかってきた。
私が
「ハイ、いげたやです。」と電話に出ると
若い女の声で
「奥様ですか?」と聞いてきた。
オイオイ、”奥様”ってどんな耳しているんだ?
私ゃ男だぞ、声は決して高くないぞ。
きっとマニュアルにそう書いてあるんだろう。
決められた通りの受け答えしか出来ないのか?
「私の声が女の声に聞こえますか?」と尋ねると
「いいえ、スイマセン」と恥ずかしそうに言う。
仕事を覚えさせる為にマニュアルを使って促成栽培をすれば
時間も費用も少なくてすむかも知れないが、それが必ずしも
”育てる”ことにはならない。
ここまで酷いことはないが、うちの店がそうなっていないか?と
時々は省みることもしなきゃいかんなあと思った次第である。
うちにも、よくかかってきます。
「いま、社長いないです」
で、終わりです。
電話帳に記載されている以上、
しょうがないですね~。
コメント by クリーニング — 2006年5月25日 @ 23:02
基本的には「要らない」、「やりません」と断って
済んじゃうんですけど、仕事の流れとかリズムを断たれるのが
うっとうしいですね。
コメント by シナモン — 2006年5月26日 @ 08:39