首都圏では「10円まんじゅう」なるものが流行っているらしい。
2つほど規模の大きなチェーン店があって、ほかにも幾つか店があるみたい。
実際に見たことは無いし、10円のまんじゅうを買いにわざわざ東京まで
行くハズも無い。
ところが、先月末に名古屋にも10円まんじゅうの店がオープンしたと
昨日のTVニュースでやっていた。
名古屋ならたまに行くのでその時にちょっと見てこようかと思う。
まんじゅうが1個10円というのは、値段だけを比べれば
ウチ(というか一般的な和菓子屋)とは10倍も違う。
同じくまんじゅうを商っている我々からするとある意味、脅威ではある。
TVの取材を見ていて、従業員が7、8人映ってたけど人件費とか
家賃とかは?あのレオンの機械は○○万円で、ミキサーが・・・
などとつい頭の中でそろばんを弾いてしまっている自分がいます。
で、原価はどれだけ?どれだけ売れば利益が出るの?
ってことを自分なりに計算してみると、
原価はどんな材料使ったらこんな値段で作れるの?って値段だし、
私の住んでる町だったら、住民全員がまんじゅうを毎日1個づつ食べ続けて
くれなきゃやっていかれないくらいの数を売らなきゃ利益が出ない。
本当にやっていけるのか?と他人事ながら思ってしまいます。
何年か前、中部エリヤで店の名前を忘れかけていますが、丹波屋でしたっけ?が小さい店ながら やたらオープンして、割烹着来た女の人が作っている風で売っていましたが、あんな道路際で裸でおはぎを並べて売っていて 汚い気がしたし、一度だけ親が買ってきてくれたけど、別に美味くもなく甘さ控えめなのか 今一味がはっきりしなかったし、水っぽかった気もしましたが、自分もシナモンさんのようにそろばんをはじきました、やっと冬場の一時、お彼岸の時は黒字かもしれないけど、夏場の4、5ヶ月間はどう考えても大赤字と思っていたら 疾風のように去って(散って)いきましたね、そんな お菓子は甘いけど、菓子屋は甘くはないですよね。うけねらいなのか 大穴ねらいなのかは解りませんが、そんな物が長続きするわけもなく、でも、今の時代バッと儲けて、成り行きを見ながらサッと引いてしまうのが手みたいで、自分たちのように 元々長くやろうとは思っていないみたいで、今の株のような感じで だから、地道にやっている我々は非常に迷惑しますね、と言っても、自分はナムコの仕事をしているので人の事は言えませんかね。
コメント by ラ・パニエ — 2007年7月7日 @ 18:57
丹波屋ですね。
15年ほど前、私が大阪で修業していた頃に
(関西では)たくさん店が出来てきて、話題になり
始めていました。
うちの町にも出来ましたが、そのうち消えてしまいました。
丹波屋が消えたと思ったら、今度はシャトレーゼが
(隣の町ですが)やってきました。
かといって、そういうことに右往左往していても
埒が空かないので、
自分は自分で地道にやっていくしかないのですけどね。
コメント by シナモン — 2007年7月7日 @ 20:46