お祝い茶、桜花の塩漬けと結び昆布が入っていて、婚礼等の
祝事に重宝して頂いていました。
春になって暖かくなってくると、結婚式等も増えてきます。
お祝い茶の在庫が少なくなってきたので、お茶屋さんへ
もらいに行ったのですが、メーカーが製造をやめてしまったとのことでした。
お祝い茶、残り僅かですから必要な方はお早めに!
で、なぜ製造をやめてしまったかと言うと、
昆布についての問い合せと苦情の電話が
日本中から、これでもか!ってくらい掛かってくるので、
オヤジさんがキレちゃって?
「ええい、こんな煩わしいことならもうヤメタ」
となったとかならないとか・・・(^^)
昆布がどうしたか?と言うと、
昆布ってだんだんと表面に白い粉がふいてくる
じゃないですか、その白い粉をカビじゃないかと間違えて
問い合せ・苦情の電話を掛ける人が大勢いるんですね。
あの白い粉は勿論カビじゃないし
昆布には当たり前の事だと(私は)認識していたんですけどねえ・・・
食について大きく取り上げられることも多い昨今ですが、
産地や日付の表示ばかりを判断基準にせず、まず五感で
感じること、そして素材に対する知識を幾らかは持った上で
産地や日付を見て欲しいなと、お祝い茶を手に取りながら
思いました。
何でも消費者がだめにしていく典型ですね。
コメント by しぇんしぇい — 2008年3月1日 @ 12:21
>消費者がだめにしていく
虫食いの野菜を敬遠し、見た目に綺麗な野菜を
望んだのは消費者。
が、彼らは今では残留農薬に神経をとがらせている。
結局は自らの首を絞めているのでしょうね。
コメント by シナモン — 2008年3月1日 @ 19:33
日本人が段々バカになっていく。
物事の本質を忘れて 本末転倒状態
カビが生えたら逆に安全かも、カビも生えない、虫も付かないような食品の方が怖くないですか?!
コメント by ラ・パニエ — 2008年3月2日 @ 19:33
>物事の本質を忘れて
そうですよね。
でも、自分自身も気が付いたらいつの間にか
流されている場合も有りますから、他人のことを
言えないんですが・・・
自分を省みることも忘れないようにしたいです。
コメント by シナモン — 2008年3月3日 @ 08:51