近所の娘さんがお嫁にいかれた。
皆に祝福されて幸せな一幕。
花嫁衣裳を着て家から出て行くというのは
片田舎のここらでも最近では余り見かけなくなった光景。
結婚は当事者同士の個人のものだ
というのはモチロンのことだけれど、お互いの家と家との
結びつきという一面も当然ある。
都会ではそういう空気が希薄なこともあるかもしれないけれど、
田舎ではまだまだ濃厚に残っていたりする。
朝、新郎が新婦の家へお嫁さんを迎えに来て、
新婦宅の仏壇で2人が先祖に報告をし、2人で新郎宅へ。
新郎宅でも同様、先祖に今後の安寧をお願いする。
そうして結婚式へと向かうのである。
あ、私も十何年か前にはそのようにして結婚式に臨みましたよ。
普段はあまり意識したりはしない事ですが、そのときは
”自分が今あるのが両親、先祖あってのこと”というのを
強烈に感じた覚えがありますね。
個人主義というのも分かるけれど、ちょっと行き過ぎて
いるんじゃないかなあとも思うんですよね。
私が子どものころは、婚礼のある家に行ってお菓子をもらうのが楽しみでした。
お嫁さんがなんたるものかはよう分かっていなかったですが (笑)
コメント by しぇんしぇい — 2008年11月15日 @ 11:23
このときもお菓子貰いましたよー(^^)
幸せのおすそ分けみたいな感じで、大人でも楽しみです。
コメント by シナモン — 2008年11月16日 @ 14:43